プラスワン2。変なタイトルですね(書いてから気がついた。)。ここからは本当のプラスワンです。
文字通り鶏の油を使います。特に塩ラーメンに合うと思います。
*作り方*
丸鶏を見ると、お尻のところに脂肪の塊があります(通称ボンジリといいます)。それが手に入ればベストですが、無い場合は鶏の皮の下にある脂肪をこそげ落として使ってもいいでしょう。
ボンジリの部分と、ネギの青い部分、たたいてヒビを入れた生姜をボウルに入れ、蒸し器にかけます。しばらくすると脂肪が溶けてボウルの中でとろりとします。これで鶏油の完成です。油の部分だけをすくって使います。ほんのちょっとラーメンにたらすだけで、味がものすごく変わりますよ。
これはもう有名ですね。
*作り方*
ラードとネギ(青い部分で十分です。東京ネギの青い部分って、食べないんですよね?)を用意します。
ラードを中華鍋にかけ、中火で溶かします。
その中にネギを入れ、揚げるというより煮出すような感じでじっくり揚げます。
ネギが少し焦げてきたら完成。そのまま少し置いて、余熱も利用しましょう。
なお、余りやっている人はいませんが、ネギの香りが足りない場合、玉ねぎを小さく切ったものも一緒に揚げても美味しいです。
にんにくを使った油ということでいくつかありますが・・・。
*その1*
むきにんにくを用意します。
へたのような部分がありますので、一つ一つ丁寧に切り取った方がいいでしょう。取ったら、粗く薄切りにします。
ラードを中華鍋にかけ、中火で煮溶かします。
その中ににんにくを入れ、じっくりと焦がさないように揚げます。きつね色になったら完成。にんにくを取り除きます。
*その2*
準備は「その1」と同じです。
中華鍋で煮溶かしたラードににんにくを入れ、やや弱火で、にんにくを煮る感じで火を通します。大体30分位で火が通ると思いますので、そうしたら、そのまま火から下ろして室温に冷まします。
冷めたら、ラードの中のにんにくを手でつぶしてよく混ぜ合わせて完成。にんにく臭の強いラーメンが好きな方にはこたえられない香り油になります。
これもいろんな作り方があるのでしょうが、筆者の場合は下記の通りです。
*作り方*
えびの頭を用意します。尾の部分は美味しいので、食べてください(笑)。
鍋にラードを溶かして、えびの頭を入れます。温度は低めがいいと思います。
そのまま弱火で火を入れますと、間もなくえびの頭がピンク色に揚がってきます。
焦がさないように火加減に注意しながら、すりこぎ状のものでえびの頭を潰します。頭の中まで焦がさない程度に火が通ったら完成です。冷えるとオレンジ色になります。
この他、生姜なども同じ手法で生姜油を作れますし、お好みによってラードではなく白絞油で作ってもいいと思います(チャイニーズはよく白絞油でネギ油を作っているようです)。また、素材を組み合わせて、たとえば長ネギ、タマネギ、にんにく、生姜の4種類を入れた油でもいいんじゃないでしょうか。香ばしさが欲しければ素材が真っ黒になる寸前まで揚げるとか、いろいろ応用は利くと思います。
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