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結局、美味しいラーメンを作るにはどうしたらいいでしょう?
答えは明白です。正しい材料を使って、正しい手順で、魂を込めて作る。それだけのことです。
これを読んで、「なんだ、それだけの事か。」と思った人はいないでしょう。むしろ、「そんな事は分かってる。だけど、それが難しいんじゃないか!」と思った事でしょう。それが分かっていれば、もう半分出来たも同じです。ラーメンの難しさを知った人でなければ、美味しいラーメンは絶対に出来ません。
技術的な事は次の章から順々に説明していきますが、この概論で理解して欲しかったのは、「ラーメンは技術だけじゃない。魂が必要だ」と言う事です。
こういう台詞を言った職人がいました。「一番美味しい料理っていうのは、母の愛情がこもった手料理だ。私達は、食べる人に対する愛情という点において、母親には絶対かなわない。職人というのはその愛情の深さを技術で補うのが仕事です」。
名文句だと思います。それが例えば、お父さんが休みの日に子供に美味しい手作りラーメンを食べさせたい、と思って作っても同じです。愛情がこもっていますから。昔、「愛情をひとつまみ」加えるコマーシャルがありましたが、食べる人に対する気持ち、そして、自分の作る食べ物に対する気持ち、「美味しいものを作るんだ!」という気持ち、それは、ラーメン作りにおいて大きな部分を占めていることを忘れないで下さい。
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